事地には住んで

今、伊賀に来ている。
恒例、夫の仕事がらみ旅行。
よく飽きもせず、毎年毎年、参加したものだ。
少なくとも10年以上にはなる車用空氣清新機
参加していない奥さんも多数いるし、最初のうちは、嫌で嫌で仕方なく、渋々、義理参加だったが、慣れてきた。
夫への家庭内営業。

参加者は、ゴルフ組と観光組に分かれて、大多数がゴルフ組。
夫婦で観光組のペアもだいたい1?2組いる。(今年は1組)
が、うちは、毎年、別々。別行動。

ちなみに、わたしなんかは、参加の皆さんとは、職業は違う、仕事地には住んでない、そもそも、なんの接点もない。
が、透明人間を続けていると、それなりに、「元気で参加することに意義がある」を実践するに至る。

元々、単独行動が基本スタンスのわたしなので、ひとり離れて観光でも、なんの問題もない。
交流といっても、最低限の挨拶のみLeeds 買樓
なにしろ「参加する」ことで、わたしの役割は全うされているとわたしは捉えている。(愛想が悪かろうが)
○○さんの奥さん(わたし=スロー)大人しくて、居るか居ないか、わからないね、と思われていることだろう。
べつにそれでいい。
わたしは、貸切バス内での飲食サービスを専属のバスガイドさんから受け、いたって少人数を率いる添乗員さんの引率で、秋の風景を楽しみ、美味しいものをいただく。
黙々と。
わりと、嫌ではない。
皆さんの職場話を聞きながら、マイペースで食べたり飲んだりして、おしまい。
職業も職場も違うし、ゴルフもしないから、共通の話題なんかない。
無理やり笑顔を作って話しかけなくても、自然体でわたしは、そこにいる。
自分から何も発信しないから、言葉を理解してるんだか、してないんだかわからない、認知症でも気づかれない。異邦人みたいに思われているかも知れない。
十数年後には本格的な認知症のわたしが、にっこり微笑んでいることだろう。
今と全く同じ様相で瑰麗盈亮唇彩
でも一応、会に所属している参加者の家族だから、まるっきりどこかから紛れ込んできた、アカの他人ではない。