て分家させたわけだが

普通、引っ越しする場合は、前の家を引き上げて、次の住まいに移る。
わたしの親は次々と増やしていって、前の家を処分しなかった。
転々としないが、点々が増える。
だから、実家の実家、みたいな、元々の家が残存する雙下巴

祖父は、大正時代に曽祖父に祖父の実家の隣に家を建ててもらい、分家した。
その家で父は生まれた。
ついでに、わたしたちきょうだいも全員、そこで生まれ育った。
父の仕事とわたしたちの学校の都合で、就学前までは村に両足で立っていたが、片方の軸足を残しながら、村から街にもう片方の足を移した。
(その後、次第に軸足はゆっくり街にシフトしていく)

次男だった曽祖父に、曽祖父の親は、自分の家の隣に家を建て分家させたわけだが、曽祖父は、隣に曽祖父の親や長兄一家が住むという構図肩頸按摩
隣家が実家。
一種の細胞分裂である。
隣なので、即、里帰り出来る。
が、嫁に来たわけでもない男性は、里帰りの意味を持たない。
だから「里帰り」とは言わない。
父親や兄貴が目の前に住んでいるのも、厄介かも?
いや、そんなチマチマしたことにとらわれず、世の動きとしては、皆んなで力を合わせて生きていく時代だろう。

明治生まれの祖母は、なんと数百メートル(五百メートル未満?)の数百メートル離れたところから嫁に来た。
近すぎないか?
里帰りは、数分(五分以内)で出来る。
一日に、何度も里帰り出来る。
ただいま?。おかえり?。
というか、縁談、近場でマッチング、適当すぎないか?
祖母の実家では、次男は親に隣に家を建ててもらい分家した。
祖母は実家の隣に、甥っ子一家が住む家があり、その家の前を通って実家に帰った。
家父長制なので、直系だけがイエを継ぎ、長男以外は、どんどん枝分かれしていく。
その曽祖父の建てた家、父が晩年の祖母を新たな拠点自宅に引き取って以来、今現在は、恐ろしく維持費のかかる空き家になっている脫毛優惠